ヒガンバナ 彼岸 花科
- 別名:曼珠沙華 「天上の花」の意味。 おめでたいことがおこる前ぶれとして、赤い花が天から降ってくると経典にあるそうです。
- 突然茎が伸びてきて、きれいな紅色の花が咲く。 数日で花が散ると茎だけになる。 葉は花が散ってから伸びてくるという。 花が咲いている時に葉がないという変わった植物。
- 遺伝的には三倍体なので種子ができないのでタネで殖えることはない。 昔 中国から来た一株の球根から各地に広まったというからエライ。
- 田んぼのあぜ道や土手に多く見られる。 ヒガンバナの根茎は強いので田のあぜに植えるとあぜが強くなるとか。
- 北陸自動車道が海岸の近くをはしり、山すそを川がながれ、斜面に田が開けているところにたくさん咲いていました。 葉がないからでしょうか撮るのがムツカシイ。
- 花言葉は 「悲しい思い出」 「またあう日を楽しみに」。
セイダカアワダチ ソウ(背高泡立草)
- あるお宅の庭に黄色のきれいな花が咲いていました。 写真に撮りたいと思って通り過ぎましたが実はセイタカアワダチソウと判明。 北米原産。終戦後渡来とか。 アメリカor日本で園芸種として栽培されていたが、野生化したとも。
- まだ北陸の地に繁殖していなかった頃、 関西を旅行したとき列車の窓いっぱいにセイダカアワダチソウの黄色をみたました。 「こんなにスゴク群生をするなんてオッカナイナー」というのがその時の印象。
- 一本の草に一万個以上のタネがつくことがあり、 タンポポのような綿毛があって風に乗って吹かれて旅するという。
- 根から植物生育阻害物質を出して 他の植物の生育をじゃまする。 でも、やがては自分さえも生きてゆけないように。 大群落も勢いがなくなり新しい場所に移動することに。
- 畑の近くに大群落があったとき 鎌で刈りとって長ネギの土寄せの土崩れ防止に使った。 タネが実っていない時に利用したので、今でも自分らしい良い利用法だったと思っている。
- 畑でところどころに芽を出した小さなアワダチソウが小さな花穂に黄色の花をつけてキレイ。 放置しておくとやがては大群落に。 小さいうちに抜き取るにかぎる。
- 菜 園
菜園の降水量:約250ミリでした。
排水溝ほり 大根すぐり ブロッコリー定植24株
センニンソウ(仙 人草)キンポウゲ(金鳳 花)科 センニンソウ属
- ヒルガオを撮影しようと道ばたの草の中を捜し歩いていたときに見つけて撮影。
- ブログを見ていたときに画像を発見。 おかげで仙人草だと分かりました。 感謝。
- キッパリとしたキレイな十字型の4弁花。 花弁に見えるのは実はガク片。花に花弁がない草でした。
- 一面の緑の中に十字型の白い花弁 遠くから目立ちます。 花の大きさ2㎝ほど。
- 実が稔ったときに実の先端につく羽毛状のものが仙人のヒゲに似ているので、仙人草。
- つる性の草だが茎自体は巻きつかず、 巻きヒゲをだすということもなく、葉っぱの柄の部分が長くなって曲がりくねって巻きつく。
- 実につく「仙人のヒゲ」撮影できるかも。
- 別名 馬くわず (毒があるので馬が食べない)とも。
ラカンマキ(実)マキ 科 マキ属
- 雌の木と雄の木があり、雌の木には5〜6月に花が咲く。 花が咲く柄の先のほうは赤い玉(花托)となり、その上に緑色の実がなる。 実はブドウのように白い粉に覆われる。
- 実はホンノリと甘くて食べれるそうだが私はまだ・・・・・・
- 赤い花托の上についた実の形が羅漢さんに似ているというので「ラカンマキ」という名前が。
- 刈り込みに耐え、 生育もゆっくりしているので庭木としては高級。
- 落ちた実が芽生えていたのを見た記憶あり、 今度見つけたら育成してみようか。
イヌホオズキ (犬酸漿) ナス科 ナス属
- 世界の熱帯〜温帯に分布。 日本へはすごい昔に渡来(史前帰化)。
- 野の花にイヌという字がつくと役に立たずという意味になる。 役に立たないホオズキ(酸漿)という意味。
- イヌホオズキは別名バカナスともいい、黒い小さな実をつけるが、バカナスは食べられないナスという意味だろうか。
- 白い花の真ん中に黄色のオシベがあって、実は黒くて葉はみどり。観賞用に栽培している人もいるとか。 実は小さくて本当のホオズキにはかなわないがそれなりに似ているかかも。
- 我が家の近くの空き地に近頃急にふえたようだ。 今年の夏は木の葉を食い荒らす毛虫が猛威をふるった。 最近目につくようになった草。 自然の草の世界でも消長の変化が激しいようだ。
- イヌノホオズキに似た植物がたくさん在るらしい。