2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

イヌホオズキ  (犬酸漿) ナス科 ナス属

世界の熱帯〜温帯に分布。 日本へはすごい昔に渡来(史前帰化)。 野の花にイヌという字がつくと役に立たずという意味になる。 役に立たないホオズキ(酸漿)という意味。 イヌホオズキは別名バカナスともいい、黒い小さな実をつけるが、バカナスは食べられ…

キクイモ(菊芋)    キク科 ヒマワリ属

別名:アメリカイモ ブタイモ 北アメリカ原産。 江戸時代に飼料作物として渡来したという。 2m以上にもなり、ヒマワリに似た花が咲き、地中にイモができる。 イモの形はショウガに似ている。 戦時中の食料不足時代に食用にしたというが主成分は繊維と多糖…

ツルムラサキ 熱帯原産のつる性植物

昨年から植えるようになった野菜。 花が咲かないのにいつの間にか黒い色の果実になっている不思議な野菜。 私がナマクラで観察がいい加減だからだろうか。 大根、 白菜、 里芋は従来からの野菜。 近頃は数多くの野菜が海外から輸入されている。 冬にはメキシ…

ピーマン ナス 科の一年草

みどりがキラキラとして美しく、 栄養豊富で香りのよいとうがらしの甘み種。 収穫しないでおくと完熟して真っ赤になり、とてもオシャレな感じに。 原産地の熱帯地方では多年草。 高温好みのナス科野菜の中でも特に高温好み。 日本名のピーマンはフランス語の…

フタモンアシナガバチ スズメバチ科 アシナガバチ属

日本でもっともよく見られるアシナガバチ。 腹部の前のほうに二つの黄色の紋がある→フタモンアシナガバチ。 オスのハチは顔面がマッ黄色で刺すことはない。殆どのハチはオスです。 画像で顔面が見えないハチは確認できないが三匹は黄色がわかる。 巣の材料は…

コナギ ミズアオイ科

東南アジア原産の古い時代の帰化植物。 稲作と共渡来した史前帰化植物。 種子で繁殖する一年生雑草。 秋に可憐な?紫色の花が咲き背が低いとは言うものの、水田では殖えすぎて困る雑草の一つ。 オモダカ、コナギ。 家の湿地 (チョッとした池かも)に植えて…

カワラケツメイ  マメ科 カワラケツメイ属

on line の薬草一覧によると:茎はやや固くて毛があり、葉は互生し、偶数羽状複葉で、左右不均衡に多数の小葉をつけている。 果実はさや果で平たく、 長さ3〜4cmで表面に細毛が生えている。 民間薬として利尿、緩下剤。 一日量20㌘ほどを煎じて茶と同じ…

オモダカ(面高) オモダカ科  オモダカ属

中国原産。 平安時代に渡来。浅い水中や水田に生える多年草。 おせち料理に使うクワイの仲間。 秋に地中で枝根を伸ばし、その先に小球をつけ、翌年に発芽する。 花茎を伸ばし上には雄花、下には雌花が咲く。 画像の左は雌花 右は雄花。 葉は鋭い鏃(ヤジリ)…

アキノウナギツカミ(秋の鰻掴み) タデ科   イヌタデ属

可憐な花なのになんだかスゴイ名前の植物。 茎から葉にかけて鋭くて曲がった小さな棘があって、 他の植物に引っかかって伸びていく。 うっかり触ると 痛イッ! という感じ。 ヌルヌル鰻もこの棘に刺さっては逃げれまい。 この草にアキノウナギツカミと命名し…

 ジュズダマ(数珠玉) イネ科 ジュズダマ属

水辺に生えるアジア原産の多年草。 イネ科としては大型で、姿はトウモロコシに似ている。 花茎の先端に丸い雌花がついて、 その先端から雄花が伸びてゆく。 固い玉は花を包んでいた包み。 植物の中では特別なもの。 熟したジュズ玉の実は黒くて陶器質でトテ…

シュウカイドウ(秋海どう)シュウカイドウ科 シュウカイドウ属(ベゴニア)の多年草。

中国南部の原産、 秋に下を向いたようにして花が咲く。 花は雌雄異花で雄花から先に咲く。 画像で咲いているのは♂花。 黄色の丸く見えているところはヤク(葯):花粉をつくるところ。 ♀花は上手に栽培しないと咲きにくいという。 湿った半日陰を好む。 地下…

イヌタデ  タデ科 イヌタデ属

辛味がなく役に立たないのでイヌタデ。 役に立たないものに動物の名をつけることがある。 バックにアウトフォーカスなメヒシバをいれてみました。 ながれ行く雲にも秋が。 イヌタデは北海道から沖縄にまでひろく分布。 ヒマラヤにも生えているといいます。 …

  ゲンノショウコ(現の証拠) 別名ミコシグサ(神輿草)

最もよく知られえている薬草の一つで、整腸作用があり煎じて飲むと20分ぐらいで効果が現れるという→現の証拠。 仲間がたくさんあ、花の色は関東では白色。 関西では赤紫色が多いという。 花が咲いている頃がもっとも効き目があり、日本薬局方にも記載がある…

  タカサブロウ   (キク科 タカサブロウ属)

水田雑草のひとつ。 直径1cmほどの白い花。 茎を切って空気中に放置すると酸化されて切り口が黒色になる。 名前の由来ははっきりしていないが、 むかしタカサブロウという人 貧しくて筆や墨が買えなかったので この草の汁で字を書いた。 他に、目のただれを…

カヤツリグサ(蚊帳吊り草)

茎が三角になっていて上のほうに線香花火のような花の部分があればカヤツリグサ科の植物。カヤツリグサ科には似た植物がたくさんあるという。 茎を手で触ってみると正三角形になっているのがよく分かる。 蚊帳といえば、子供のころウチワ(団扇)で風を送っ…

 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)    学名:Phytolacca americana

北米産の帰化植物。 山牛蒡科の大型多年草。 紅紫色の茎は2mほどになり、 茎の下部は直径3cmほどにも。 根が太くて、地中深く入っている→洋種山牛蒡。 いつの間にか大きくなっているので一本ずつ鎌で刈り取っているが、 根を残しているためか毎年のように…

ニラ(韮)   (英:Chinese chive)  ユリ科ネギ属の多年草

国道をスクーターで走っていると緑の草の中に白いものが目につく。 車をとめ確かめて見るとニラの花である。 栽培用の品種が草に混じって咲いているのでは? 学名:Allium tuberosum 花期:夏〜秋に白い花が咲く。 我が家でもあちこちに自然発生的に生えて白…

 チトニア(メキシコヒマワリ)とアゲハチョウ

アゲハチョウ類は4亜科に分類される。 画像は多分アゲハ亜科のチョウ。 この亜科には大きくて美しいチョウがたくさん含まれている。 尾状突起があり、英語ではSwallowtail(ツバメの尾)。 和名のアゲハチョウは「揚羽蝶」→羽を揚げてとまる。 画像はアゲハ…

アベリア Aberia  スイカズラ科 別名「花園衝羽空木」(ハナゾノツクバネウツギ)

アベリアは19世紀のイギリスの医者で植物学者であり中国へきたことがある「Abel」(エイブル)にちなんでつけた名前という。 よく見かけるようになったのは30年くらい前から。 公園や街路のふちの植え込みにに植えられているのをよくみる。

エノコログサ イネ科 エノコログサ属

英語では Foxtail grass という。 ネコよりもキツネの尻尾に似ているかも。 酷暑と言うにふさわしかった夏。 稲は黄金の穂を垂れ、 稲刈りがはじまる。 秋の雑草が目立つようになった。 エノコログサの画像は田んぼの傍で。 ネーミングの由来は「犬コロ草」の…