2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ミゾカクシ(溝隠)  別名アゼムシロ(畔蓆)  Lobelia chinensis

どちらの名前も生育場所と繁殖力の旺盛なことを表している。 毎日何回も見ていた筈なのに気がつかなかった不思議な花。 水田雑草。草丈10cmほど。 やや細長い葉が互い違いについている。 普通の花を半分にスパッと切りとったような変わった愛らしい花。 朝露…

ウルイ(オオバギボウシ)の花が咲く季節

なんの風情もないような花でも早朝にその元気な様子を見ると美しさに見とれてしまう。 今まで見過ごしていた野の花をこれからはもじっくりと見て彼らの営みとともにすごしたい。 今日の菜園 トマトの栄養障害である尻ぐされ病果を一個発見。 高温乾燥の夏に…

ドクダミ

6月の梅雨のころ清楚で可憐な花が咲く。 独特のニオイがあるので、 なにか毒でも含んでいるのではないかというのでドクダメ(毒溜め)→ドクダミ。 古くから民間薬として利用されている。 漢方名は「十薬」。 顔に疣(イボ)ができるたびに病院の皮膚科で液体…

コメツブツメクサ(マメ科)

TVのアナウンサーが「バイウゼンセンホンシュウナンガンニテイタイ」と話した。表示するとヘッダーのタイトルのように ひらがなが一字、 漢字が十字になる。 こんなムツカシイことを聞いて何の疑問もなくすぐ分かるから不思議。 小学生の頃から仲がよかった…

花石榴(なんでこんな字を。でもザクロの粒のピンクの透明感がします)

殆どの樹木は植えっぱなし。 数年にいちど思い出したように枝切りをする程度。 熟したザクロを割ると赤く透明なつぶつぶが。 私には ザクロは東洋的なロマンを匂わせる果物? 花石榴の実は見たことがない。 花石榴は 実らないで冬を迎える? 五月雨に ぬれて…

ラベンダー  シソ科

北海道富良野のラベンダーはいまや超有名。 我が家のラベンダーはタネを蒔いて育てていましたが残念ながら今や息たえだえ。 植物を育てることについて基本的なことは理解できるものの、 私は面倒くさがり屋なので途中でやめてしまうことが多いのです。 エン…

ジャガイモの果実とアオクサカメムシ

「ジャガイモの花に植物成長ホルモンを散布すれば果実が出来るのでは? 」。 実行しないでモタモタしているうちに花は終わってしまいました。 「ジャガイモの実なら わたしのところに沢山ついてるから見にいらっしゃいよ」 と言ってくれたのは近くでガーデニ…

タネツケバナ(種浸け花)

アブラナ科タネツケ属 名前:種モミをまくときにモミを水に浸した頃に花が咲くのでこの名がつきました。 花は4〜5mmで白色。 花びらは4枚。 2年草。 溝や湿地に生えている。 大きさは20〜30cm。 葉は小さい丸い葉がいくつかついて一枚の羽状の複葉となる。…

キツネノボタン(狐の牡丹)

実が丸いので狐の釦だと思っていました。 キツネが出そうなところにはえ、 葉の形が牡丹に似ているのでこの名前がついた。 果実はコンペイ糖のような形をしている。 田に水を取り入れる水路のふちで見つけた。 高さ50cmぐらいの多年草。 五つの黄色い花びら…

トマト二番目の花が開花

一段目と二段目の花房にホルモン処理をした。 ここでトマトは栄養生長から生殖成長に移行する。 第一段目には四個のトマトをつける予定。 たくさんついた時は四個に摘果。 少なくついた時はどうしようもない。 今のところは予定した生育路線を進んでいるよう…

ピーマン   なす科

「ピーマンは二株あれば十分だ」 と友は言いました。 私は二十株植えてるんです。 チョッと刺激的なニオイと山のように採れたグリーン色のピーマン。 新しいレシピを考えなくてはとても消化できそうにもない..........と夢みてる。 原産地は中南米の熱帯地方…

オニタビラコ(鬼田平子)

Yungia japonica ( キク科 オニタビラコ属) 荒れた栄養のある畑に生えたオニタビラコはぐんぐん伸びて一メートルほどに。 冬は地面にピッタリ張り付いているのでタビラコ。 タネは風にふかれてどこえやら。 着いたところで仲間をふやす。 雑草の繁殖力のす…

アジサイ(紫陽花)(Hydrangea)

花言葉は移り気。 原産は日本。 青色が基本。 梅雨になって「サアー、 咲きましょうか」と準備中。 幕末から明治にかけて来日したヨーロッパの人たちが花の美しさに引かれて持ち帰り、 欧米で改良されて色とりどりのセイヨウアジサイ(西洋紫陽花)となった…

コバンソウ(小判草)  イネ科

別名 タワラムギ(俵麦) ミドリ色だった穂がいつの間にか金色に稔ってユニーク。 一見なにかの虫のようにも。 細い柄について垂れ下がった穂は海から吹く風のまにまにゆれている。 潮の香を吸って育ったコバンソウ。 雑草化して一面に咲いている。 海岸でコ…

ヒメジオン(姫女苑)

明治時代にアメリカから日本に上陸。 花はハルジオンにきわめて似ているが ハルジオンが咲き終わった頃に咲き始める。 両者を同時に比較してみると相違点が分かる。 ハルシオンと違うところは ①茎を切断してみると中心部がつまっている。 ②葉の付け根は茎を…

トマトが生まれました

トマトの果実が見えるようになりました。 7ミリほどの大きさ。 生まれたばかりなので花びらやメシベがまだついたまま。 生まれたトマトは昼も夜も細胞分裂をして大きくなる。 トマトの大きさは細胞の数と大きさによって決まる。 うまい大きなトマトをたくさ…

水をやったら雨が降ってきました

2時間ほどかかってカラカラに乾いた畑に水をやったのに朝から雨がふり続くとは。 芽だしをして植えたサトイモが今にも枯れそうになっているのを見て、 天気予報をわすれて,水をやった。 バケツに水を汲んで運んだのでひどく疲労。 トマト(桃太郎 T93)に微…

タニウツギ

田植えのころに咲くのでタウエバナとも。 本州の日本海側に多いという。 新緑の山をバックに房状になって咲くピンクの花は美しい。 今日の畑仕事はトウモロコシ苗の定植とオクラの種をまくウネつくり。 雨が長い間降らないので野菜に水やり。

アカツメクサ(赤詰草)

ヨーロッパ原産のマメ科の多年草。 牧草として明治初期に持ち込まれた。 シロツメクサ(クローバ)より花も葉も大きい。 野生化して各地で見られるが繁殖力はシロツメクサより小さい。 花のミツ 甘そう。

トマトもジャガイモも茄子科の野菜  

タネを蒔いて70日たってやっと花が咲きました。 おしべに囲まれて真ん中にメシベ。 メシベがのびるときオシベの花粉に触れて受精するとか。 落花しないで確実に果実になるようホルモン剤を溶かした液を噴霧。 栄養成長から生殖成長に変わる大切なとき。 果実…

ジャガイモの花

男爵という品種の種芋を可能な限度まで小さく切断して植えた。 植え付けのあとでかぞえてみたらちょうど100株。 99株の芽がでた。 一番おおい芽の株を分けて芽の出てないところに補植。 小さく切ったので芽を欠き取って2本にする作業がはぶけた。 1株に5個の…

日本の原風景

山路を登っていくと視界がひらけ、 水を張った水田があらわれた。 空や周りの緑を映している。 道路沿いにはタニウツギ(田植え花)がピンク色の花を房状に咲かせて若葉の緑に映えて美しい。 木に囲まれて斜面に作られた田んぼ。 その先には家があるのだろう…