2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

スイバ(酢葉)

道路沿いの防潮林で2時間ほど二十人ほどのなかまとゴミ回収のボランテア活動に参加した。ゴミのなかで目立ったのはプラスチック類であった。 過剰包装?があたりまえになり、 水までがペットボトル入り。 大型トラック一台分ぐらい集まった。 防潮林にはいろ…

ヘビイチゴ(蛇苺)

ヘビイチゴ。 漢字ではもっとオッカナイ感じ (蛇苺)。 子供のころから知っていた植物。 「毒だから食べたらアカンゼ」と。 「こんなところにヘビのイチゴが生えてる」 と気づいたのは二三日前。 分類上は双子葉植物 離弁科 多年草バラ科とか。 ヘビイチゴの…

おおじしばり(大地縛り)

おおじしばりだと思う。 ジシバリより大きく、日当たりのよいやや湿った場所にたくさん咲いていた。 葉も大きく、へらのような形をしている。 よく見ると、舌のような形をした黄色い花びらの先は五つに分かれている。 晴れている時を選ばないと花はしぼんで…

ジシバリ(地縛り)

日当たりのよい田んぼのあぜや土手などでタンポポに似た2センチほどの黄色の花がさく。 茎の部分が地面をのびて長く這う→地面を縛る→地縛りという名がついた。 写真の上の方に向かって茎がのびている。 葉は丸っこい(オオジシバリの葉はへら状)。 10セン…

ナモグリバエ(菜潜蝿)エンドウハモグリバエ

愛読している新聞は一週間にいちど,この写真はナーンダというのをのせる。 ブログの写真は新聞のよりムツカシイのでは。 2ミリぐらいの小さな黒いハエ。 晩春に多発。 葉肉内に産卵、葉肉内で幼虫→さなぎ。 白い食いあとのなかにいる褐色をした幼虫初めてみ…

ハルジオン(春紫苑)

大正時代に観賞用としてアメリカより渡来したとか。 道ばたや手入れのよくない畑などでよくみる。 花がピンクがかることがあり、つぼみは下向きに垂れる。 ヒメジョン(姫女苑)に花がよく似ているが 写真のハルジオンの茎は中空になっていて、 姫女苑より花…

みずみずしいキャベツなんだけど

毎年同じところにキャベツを栽培しようとすると多種類の農薬を多量に使うことになる。 農薬19回までは減農薬と表示してもいいとか。 普通は40回ほど使うらしい。 スーパーで買った野菜に虫がいたら大騒動に。 写真のキャベツは葉に水が丸く玉になってのって…

トマトの生育

天気予報は「前線が通過し 南風が強くふく」と。 トマトはビニールトンネルからトタン小屋に緊急避難したが雨はあまりふらず、かぜは吹かなかった。拍子ぬけした感じ。 天気予報は当たらないことが往々にしてある。 このていどの予報確立と思えば腹をたてる…

カラスノエンドウ

マメ科のソラマメ属 昨年は少ししか生えていなかったのに今年は小さな森のように群生してしまった。 優先雑草といった感じ。 エンドウのような小さなサヤに入っているタネは黒色をしているのでカラスにたとえてカラスノエンドウという。 新芽を摘んで茹でた…

ニリンソウ

山の林の中、竹林、土手などに生える小さな多年草。 柄のない葉は茎から直接三枚輪生し、深く三裂する。 輪生した葉の間からふつう二本の柄をだして先端に2センチくらいの白い花が咲く。 開花二輪。 その花のもとからは蕾をもった柄が立ち上がろうとしている…

雨にぬれて咲くシャガ

アヤメ科 Iridaceae の植物。 古く中国から渡来した言われているシャガ。 種子はできないが、匍匐枝をのばして殖える。 我が家でも3株ほどだったのにものすご勢いで殖えた。 樹を切ってしまったのでシャガには日当たりがよくなりすぎた。 日陰が好きなシャガ…

ナズナの花と果実

アブラナ科の二年草。春の七草のひとつ。 白色の小さな4花弁の花(十字花)をふさ状につけ、平たい三角形(三味線を弾くときに用いるバチの形ににている)→ペンペン草。 ペンペン草をマクロ撮影しようとしてもピントが合わせにくい。 マニュアルをよく読ん…

エンドウ開花まで半年

蔓なしの品種。私は手抜き放任主義なので蔓なしエンドウを11月12日に播種。 まいてから六ヶ月たちました。 長かった今年の冬を雪の下で寒さによく耐えてようやく花が咲きました。 エンドウの葉をよく見るとハモグリバエの食害のあとが。 害虫は野菜の生育を…

ホウレンソウ

収穫しなかったほうれん草をそのままにしておいたところ花が咲きました。 2種類の花が。 ほうれん草は雌花と雄花がべつべつの株に咲くという雌雄異株でした。 左が雌株、右が雄株だと思いますが。 交配種なのでタネをとって蒔くことは考えてません。 自家採…

元気なトマトの葉

昨年の発芽率は100%だったのに本年は90%。 タネにとっては発芽という大きな転換期である。私の管理に気合と気配りが足りなかったのだろう。 陽がのぼるまえにトマトをみにいく。根から吸い上げた水が葉端(ふち)ついていてキラリと光っている。元気な証拠で…

タンポポ(蒲公英)

日常見られるタンポポのほとんどは帰化植物の西洋タンポポ系。 黄色い花びらの下にあるガク(緑色の細長い葉のようなもの)がペロンと下にめくれているので分かる。 現在日本のタンポポは在来種と西洋タンポポの遺伝子が交雑した中間型が多くなっているとい…

大根の花

アブラナ科。 春の七草の「すずしろ」は大根のこと。 大根は春にはとう立ちして白やうすい紫色の4弁の花がさく。 写真の花は「ネズミ大根」?という辛味の強い大根で主として長野県で栽培され、ソバの薬味によいといわれている。 ネズミ大根は在来種だと聞…

ドウダンツツジ(満天星躑躅)うーん 漢字ってイイナー

昔中国で老君が霊薬を練っているときに水をこぼしてしまった。 霊水がこの樹の上にかかり、固まってベルのような形になり満天の星のように輝くようになったという。 小さなベルのような白い花が枝からぶら下がるようになって咲く。 秋にも紅葉が楽しめる。 …

オオイヌノフグリ 7ミリほどの小さなコバルト色の花

オオイヌノフグリ(フグリというのは陰○のこと)。 コバルト色の可憐な花なのに気の毒な名前。 果実の形ががフグリを連想させるから。 名前にインパクトあり、いちど聞くと忘れない。 ヨーロッパ原産の帰化植物 1890年頃。 花弁は4枚。 雄しべは2本で先端…

九輪草

桜草(さくらそう)科。 濃い赤紫または白色の花を数段に車輪状になってつけ、 それが五重の塔などの上部の装飾(九輪)のようなので九輪草の名がついた。 雨あと湿地に水が流れ込んで空をながれる雲や樹も水面に映えて。 「九輪草 四五輪草で 仕舞いけり」 …

うるい(オオバギボウシ)

山の湿った土に生えていたウルイ(私の地方では「ギビキ」という)。湿り気のある畑では根株で殖えて大きな株となる。 独特のぬめりと舌触りは山菜の王者。 鑑賞用の品種も多いので注意が必要。 積雪地方でハウス促成栽培されている。もみがらをかぶせて光が…

(コ)ハコベ(繁縷)

スゴク小さい白い花。 五弁花だがそれが二裂するので十弁花にみえる。 春の七草のひとつでハコベラ。 道ばたでよく見かける。 島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」に登場する。 「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なす繁縷は萌えず 若草もしくによ…

[動植物」姫踊子草(ひめおどりこそう)

空き地や畑でかならずといってよいほど群生しているのがよく見られる。明治時代にヨーロッパから入ってきたという。 紫蘇(しそ)科 学名 Lamium purpureum 葉は積み重なるようになってつく。 花弁の長さは一センチにも満たない。マクロで撮らなければならない…

豪雪の山にも春

雪どけがすすみ水量をました川水は堰を越え、白く砕けて流れ落ちる。 やわらかな黄緑に芽吹く木々。 杉の木立の陰に残る雪。 遠方の山々。 山の春はいろいろな表情を演出する。 萌え出す春山の自然のなかにあって新しく作られたコンクリートの堰堤はかってな…

グミの花

秋に河原へ行くと自然に生えたアキグミが小さい赤い実をつけている。渋みがあるが食べられる。葉の裏側は銀白緑色。 写真は園芸品種のビックリグミの花。 ビックリグミは自分の花粉ではあまり実が付かないので他品種のグミを混植するとか開花時に薬品処理を…

スカッパレの空と白い花

山の春は一斉に芽吹く

八重桜が今を盛りと紅いろにあたりを染め, 海岸では潮風に吹かれながらたくさんの釣り人が糸を垂れている。 友人と連れ立って近くの山にゆく。春の陽は雪を溶かし、やがて小さな流れとなって川にそそぐ。 流れを集めた雪解け水は岩を食んで流れる。 とける雪…

ドングリノ発芽とケヤキの発芽

ドングリを掘りあげて見たところ太い根が10㎝以上も伸びているのにビックリ。地上部の生育ばかりが目につくが、根の生育があってこそ葉が茂り花が咲く。ドングリの発芽から学ぶことは多い。 ケヤキのタネが落ちて芽をだしている。タネは見たことがない。欅…

ブナ科の樹に実るまるっこい固い実

昨年の秋ピクニックへ行った時ドングリをたくさん拾ってきた。大きい丸っこいものや小さくて細長いものなどがあってドングリにはいろんな種類があることを知った。 春になってみると土に埋めておいたドングリから芽が出ている。芽が出たんだから育ててみまし…

モグラ 野ネズミ 地中の植物

タネをまいて三年目。やっとこのようなアスパラガスが芽を出すようになった。長い冬が終わってみるとモグラの被害が多かった。 地中深く四方八方にモグラがほった通路は野ネズミが利用して家族を増やしてるよう。 モグラを捕獲したことはザンネンながら一回…