タカサブロウ (キク科 タカサブロウ属)
- 水田雑草のひとつ。 直径1cmほどの白い花。 茎を切って空気中に放置すると酸化されて切り口が黒色になる。
- 名前の由来ははっきりしていないが、 むかしタカサブロウという人 貧しくて筆や墨が買えなかったので この草の汁で字を書いた。 他に、目のただれを治す薬草 「ただれ目」→「高三郎」とも。
- 畑にいたとき 「phalaeさん、 私の花畑にタカサブロウが一面に生えてきたの・・・」と花好きのオバチャンが話しかけてきました。 近くには優先雑草となって畑一面に占拠しているところもありました。
- 今年はタカサブロウの繁殖やアメリカシロヒトリの大発生も例年とは違うヨ。 「四回薬剤散布した柿の木が丸裸になってしまった」 という人も。 海岸の砂浜に生えている木も葉を食い荒らされて丸裸。 山側から押し寄せてきたシロヒトリの幼虫は日本海にはばまれて ここで行き止まり。 最後の力をふりしぼってわが町で猛威をふるったのかも。
- アメリカシロヒトリ 中国大陸でも北京まで北上したとか。