イヌサフラン ユリ科   コルチカム属

phalae2006-11-04

  • 秋にサフランに似た白またはピンクの花が咲く。 サフランではないので  「イヌ」という接頭語?がつきました。 
  • ヨーロッパや北アフリカの森林や湿った草地に分布するという。丈夫な球根植物なので日の当たる机の上に置いておくと花茎を伸ばして花が咲くという楽しい植物。 花が終わったら土に戻してやればよい。 繁殖力が旺盛なので群れになって咲いているのをよく見る。
  • 春になると線型の葉がでてくる。 
  • 球根やタネにはコルヒチンという物質が含まれていて中枢神経麻痺を起こすので食べると危険。
  • コルヒチンは植物が細胞分裂をするときに作用して染色体が二倍になった細胞をつくるので作物の品種改良に用いられたとか。

ツワブキ キク科の多年草

phalae2006-10-26

  • 葉のあいだから花茎をのばして、秋、黄色の菊花が咲く。
  • 画像のピントがハチ(アシナガバチ?)の手前の花に合っていて残念。 集中力不足? 不意に飛んでくるんだからピント合わなかったんです。 私のウデとカメラでは仕方ないのかも。
  • 多くの園芸品種があり、品種の多くはすでに江戸時代に成立していたという。
  • ツワブキのきんぴら:若い茎を折り取ってよく茹で、皮をむき水にさらす。 植物油でいためて味をつけ、削り節を少々加えて仕上げる。

アメリカセンダン グサ セイダカ ウコギとも

phalae2006-10-20

  • 1920年ごろの北アメリカ原産の帰化植。 葉は対になってついていて3〜5個の小葉がついている。
  • 栄養のある湿地によく生育する。 家庭排水などが流れ込む川の矩面などで大きく生育している。 引き抜いて下流へ流したところ暗渠に引っかかって迷惑をかけたことが。
  • 一つの花?はたくさんの小花からなっているが、 花びらがないので花らしくない。
  • 「ひっつき虫」  タネは平ったくて先端にトゲがあって、 ご丁寧にも逆歯がついているからオドロキ。 衣類によくひっつく「ひっつき虫」 冬になってもタネを散布せず、 ひたすら物にひっつくのを待つという。
  • タネが若いときには花の集まりから離れないので、 摘み取って勲章の代わりに服にくっつけて遊んだことも。

アスパラガスと  イヌタデ(アカマンマ)

phalae2006-10-18

  • おととしタネを蒔いて去年200株ほど定植をしたアスパラガス。 たくさん植えすぎたので 手入れが全く出来ず雑草が伸び放題。 どうにか生き延びて果実をつけた株があった。
  • アスパラガスは雌雄異株。 雄株のほうが勢いがあって収量が多いといわれているが、花が咲くまでわからない。 
  • 十月なのに株の周りはスッカリ秋。 赤い果実の中に黄色の角ばったタネが何個か入っている。 赤い果実は鳥によって思いもよらぬところに運ばれて芽吹くことが。 
  • なまけて屋根の樋の掃除をしなかったとき、樋の中でアスパラガスが芽を出し、下から仰ぎ見ることに。 庭でも芽を出し、毎年のように食卓をのぼる。
  • 手入れをしておれば20kg以上の収穫があったのに残念至極。  除草、追肥、倒伏防止、農薬散布etc. こんなにたくさんの農作業真夏に出来るはずないよ。
  • 地域の特産物にとアスパラガス栽培に取り組んでは見たもののあまりの面倒くささに産地育成の意欲がなくなったとか。
  • シーズンオフに○○温泉スキー場に行くとスロープの下のほうに見事なアスパラガスが栽培されている。 その努力と技術に脱帽。
  • 株数を少なくして最挑戦。  自分の能力を過信しないこと。 何事もホドホドに。

ナツメ(棗)クロウメ  モドキ科 ナツメ属の落葉  高木

phalae2006-10-16

  • 漢字でとキーインして検索すると茶道の棗が開く。 日本文化によって生み出されてた手のひらにのる小さな器。  完成された美しく端正なフォルムでこれ以上の姿を創作することは不可能。    植物のナツメの実の形が茶道具の棗に。
  • 中国では「毎日ナツメを三つ食べると年をとらない」といわれ、健康食品の材料に。 果実は食用、薬用、料理にとひろく用いられる。 
  • 庭木として植栽されるが、建築様式の変化からかあまり見かけなくなった。 木はユックリと生長し、趣があって東洋的。
  • 虫害にあうことも少なくて育てやすい。
  • 味は水分がなくなったリンゴのようでパサパサしていて、中には大きなタネがある。

モクセイ(木犀)モクセイ科 モクセイ属

phalae2006-10-15

  • オレンジ色のキンモクセイ・白色のギンモクセイ・ウスギモクセイがある。 中国原産。 単に「モクセイ」という場合はギンモクセイである。 でも私はモクセイ→キンモクセイ
  • 10月になると香り高い星のような小さな花が無数に咲く。  秋の爽やかな風に乗ってはこばれてくる馥郁とした香りに気付いてモクセイの花をみることがある。花は4弁花。
  • 各地で市町村の木に指定されている。 庭園によく植えてあり、 日当たりのよいところに植えると花つきがよくなる。
  • モクセイは雌雄異株で日本にあるのは雄株なので実がならない。
  • ヒイラギ(柊)もモクセイ属の植物。 葉は鋸歯の先が棘になっていて痛い。 侵入者よけに家の塀垣として植えられえていることも。  白い小さな花が遠慮がちにひっそりと咲く感じ。

ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科

phalae2006-10-13

  • 水気のあるところに生育する一年草。 根元から枝分かれして節から根をだして群生する。 ピンクの花に見えるところはガク。これはタデ科の植物の特徴だそうです。 
  • ミゾに生育し、 葉(花)が蕎麦に似ている→ミゾソバ。  別名を「ウシノヒタイ」というが、葉の形が牛の顔に似ているので。
  • 花は9月〜10月。 中心部は白く、 花弁の先は淡いピンク。花は(数個かたまっているツボミは三角錐をしていて特に)コンペイトウ(こんぺイ糖)に似て美しい。
  • 雑草だが、可愛いらしい花をつけています。